この記事の結論
BellaBot(ベラボット)のリース月額料金はPUDU Robotics公式サイトで非公表です。価格の確認方法、省力化投資補助金カタログの登録状況(2026年9月時点)、リースが補助対象になる条件を出典付きで解説します。
「BellaBot リース 月額料金」で検索してこの記事にたどり着いた方向けに、まず結論をお伝えします。BellaBotの月額リース料は、PUDU Robotics公式サイト上に金額の記載がありません。本記事では、公式サイトで実際に確認できたこと・確認できなかったことを区別しながら、価格の調べ方と補助金の使える範囲を整理します。
BellaBot(ベラボット)とは|PUDU Robotics製の配膳ロボット
BellaBotは、中国・PUDU Robotics(普渡科技)が開発した猫型デザインの配膳・サービスロボットです。PUDU Robotics公式サイトの製品説明では「前世代の優れた特性を継承しつつ、より高度なヒューマンロボットインタラクション機能を備え、革新的なバイオニックデザイン、可愛らしい外観、マルチモーダルインタラクションなど多彩な新機能を搭載」と紹介されています。
公式スペック(PUDU Robotics公式サイトの記載値)
本体サイズ・積載量・バッテリー等の数値は、公式製品ページに記載されている値をそのまま掲載します。
| 項目 | 公式値 |
|---|---|
| 本体サイズ | 56.5×53.7×129cm |
| 本体重量 | 55kg |
| 最大積載重量 | 40kg(トレー1段あたり10kg) |
| トレー段数 | 4段 |
| バッテリー稼働時間 | 13時間(無積載時) |
| 充電時間 | 4.5時間 |
| 走行速度 | 0.5〜1.2m/秒(調整可能) |
| 登坂角度 | 5度以下 |
| 位置決め方式 | マーカー位置決め(最大高さ8m対応)/レーザー位置決め(コード不要・高さ制限なし) |
出典:PUDU Robotics「BellaBot」公式製品ページ(2026年9月16日確認)。障害物回避については「3Dセンサーと新型モジュール式シャーシにより、低い障害物や上部の障害物もスムーズに回避可能」との記載がありますが、具体的な許容段差高さ(mm)は公表されていません。
BellaBotのリース月額料金は公式に公表されていません
PUDU Robotics公式サイト(日本語版・英語版とも)のBellaBot製品ページを2026年9月16日に確認したところ、「価格」という見出し項目自体は存在するものの、記載内容は「お問い合わせ」のみで、本体価格・リース月額いずれの実額も掲載されていませんでした。「月額3万円から」のような具体的な数値情報は、少なくとも公式サイト上には見当たりません。
公式で確認できること・できないこと
- 確認できた:本体サイズ・重量・積載量・バッテリー等の製品スペック(上表)
- 確認できなかった:本体価格、月額リース料、初期費用の実額
- 公式の案内:デモ依頼・お問い合わせフォームからの個別見積り対応
これは競合機種でも同様の傾向です。SoftBank Robotics「Servi」の公式サイトにある「価格」欄も「お打ち合わせ・ヒアリング後に正式な御見積りをお出しします」という案内のみで、実額は非公開でした(2026年9月16日確認)。配膳ロボット業界では、導入台数・オプション・保守契約内容によって条件が変わる法人向け商材として、個別見積りが基本になっていると考えられます。
| 製品 | メーカー | 公式サイトの「価格」欄 |
|---|---|---|
| BellaBot | PUDU Robotics | お問い合わせ(実額の記載なし) |
| Servi | Bear Robotics(日本国内はSoftBank Robotics) | 「お打ち合わせ・ヒアリング後に正式な御見積り」買い取りプランの案内あり。実額の記載なし |
出典:PUDU Robotics公式サイト、SoftBank Robotics公式サイト。いずれも2026年9月16日確認。
省力化投資補助金カタログでの登録状況(2026年9月16日時点)
「配膳ロボット 補助金」を検討している方向けに、中小企業省力化投資補助金の製品検索ポータルを実際に検索した結果をお伝えします。ポータルで製品カテゴリ「配膳ロボット」を選択して検索すると、2026年9月16日時点の登録製品は3件でした。
| 製品名 | 製造事業者 | 省力化製品番号 | 価格の記載 |
|---|---|---|---|
| BUDDY | SOCIAL ROBOTICS株式会社 | PD-00000006 | なし |
| カチャカプロ+カチャカシェルフ3段(プロ用)セット | 株式会社Preferred Robotics | PD-00000007 | なし |
| カチャカプロ+カチャカベース(プロ用)セット | 株式会社Preferred Robotics | PD-00001379 | なし |
出典:中小企業省力化投資補助金 省力化製品検索ポータル「配膳ロボット」カテゴリの検索結果(2026年9月16日に実検索し、対象製品3件と表示されたことを確認)。各製品の詳細ページにも想定小売価格の記載はありませんでした。
BellaBotは、2026年9月16日時点でこのカテゴリに登録されていません。製品カタログに登録されていない機種は、審査項目が比較的シンプルな「カタログ注文型」の対象にならず、次に説明する「一般型」での申請を検討することになります。登録状況はポータル側で随時更新されるため、導入検討時は必ず公式ポータルで最新の登録状況をご確認ください。
BellaBotの補助金活用|一般型とリースの補助対象化
参考:カタログ注文型の補助率・上限額(登録済み機種向け)
配膳ロボットの中でも製品カタログに登録済みの機種であれば、カタログ注文型で以下の補助上限額(2026年3月19日の制度改定後の値)が適用されます。BellaBotは前述のとおり未登録のため直接は使えませんが、比較のため掲載します。
| 従業員数 | 補助上限額 | 賃上げ目標達成時 | 補助率 |
|---|---|---|---|
| 5名以下 | 200万円 | 300万円 | 1/2以下 |
| 6〜20名 | 500万円 | 750万円 | 1/2以下 |
| 21名以上 | 1,000万円 | 1,500万円 | 1/2以下 |
出典:中小企業省力化投資補助金 公式ポータル「カタログ注文型とは」(2026年9月16日確認)。
BellaBotで検討することになる「一般型」の補助上限額
BellaBotのようにカタログ未登録の機種を導入する場合は、オーダーメイド設備向けの「一般型」が選択肢になります。一般型は労働生産性の年平均成長率+4.0%以上など基本要件のハードルがカタログ注文型より高い一方、補助上限額は大きく設定されています。
| 従業員数 | 補助上限額 | 大幅な賃上げ等の特例適用時 |
|---|---|---|
| 5人以下 | 750万円 | 1,000万円 |
| 6〜20人 | 1,500万円 | 2,000万円 |
| 21〜50人 | 3,000万円 | 4,000万円 |
| 51〜100人 | 5,000万円 | 6,500万円 |
| 101人以上 | 8,000万円 | 1億円 |
補助率は中小企業1/2(大幅な賃上げ等の場合2/3)、小規模企業者・小規模事業者・再生事業者は2/3。出典:中小企業省力化投資補助金 公式ポータル「一般型とは」(2026年9月16日確認)。
リース契約は補助対象になるか
既存の記事情報の中には「この補助金はリース取得を原則対象外としている」という説明を見かけることがありますが、これは古い情報です。中小企業省力化投資補助金カタログ注文型の制度更新履歴には「2024年12月12日:ファイナンス・リース取引の申請受付開始(ファイナンス・リース取引が補助対象となりました)」と明記されています。利用するには、対象となるリース会社と共同で申請し、「リース料軽減計算書」「リース取引に係る宣誓書」を提出する必要があります。
単純な短期の「レンタル」契約がどこまで対象になるかは公募回ごとの公募要領によって扱いが異なるため、リースでの導入を検討する場合は申請前に該当回の公募要領と、リース会社が対象リース会社かどうかを確認してください。
出典:中小企業省力化投資補助金「制度更新履歴(カタログ注文型)」(2026年9月16日確認)。
導入前に確認しておきたい仕様面のポイント
金額と並んで検討時によく質問されるのが、設置環境の条件です。BellaBot公式スペックで確認できる範囲と、公表されていない範囲を分けて整理します。
- 通路幅:BellaBot公式スペックページには最低通路幅の数値記載がありません。同カテゴリのServi(SoftBank Robotics公式サイト)は「走行可能な通過幅60cm以上(環境やご利用方法により異なる)」と明記しています。BellaBotの通路幅は現地確認または代理店への問い合わせで個別に確認するのが確実です。
- 段差:BellaBot公式ページには「低い障害物や上部の障害物もスムーズに回避可能」との記載がありますが、許容できる段差の高さ(mm)は公表されていません。
- 充電・稼働時間:公式値でバッテリー稼働13時間(無積載時)、充電時間4.5時間です。営業時間や複数台運用を計画する店舗は、充電ステーションの設置台数・配置も含めて検討してください。
- Wi-Fi環境:PUDU Link APPやリモート呼び出し機能を使う場合、店舗の通信環境(Wi-Fi)が前提になります。具体的な推奨電波強度等の数値は公式製品ページには記載がなく、設置業者による現地確認が実務上の確認手段になります。
他機種(KettyBot・Servi・T5等)との比較
KettyBot(PUDU Robotics)、Servi(Bear Robotics/SoftBank Robotics)、T5(Keenon Robotics)など、BellaBot以外の配膳ロボットとの機能・費用比較は、関連記事「配膳ロボットのリース費用と導入メリット|飲食店向け完全ガイド」にまとめています。本記事では重複を避け、BellaBot単体の価格確認状況に絞って解説しました。リース費用の一般的な内訳・期間別の考え方は「ロボットリースの費用・料金相場を完全比較」、ロボット全般で使える補助金の一覧は「ロボット導入で使える補助金・助成金一覧」を参照してください。
見積もり依頼から導入までの進め方
金額が公式サイトに出ていない以上、次のステップは個別見積りの依頼です。一般的な進め方は次のとおりです。
- PUDU Robotics公式サイトまたは国内取扱代理店・リース会社にデモ・見積りを依頼する
- 店舗の通路幅・段差・Wi-Fi環境など設置条件を現地で確認してもらう
- 本体価格(またはリース月額)・導入設定費・保守サポート費を項目ごとに区分した見積書を受け取る
- 補助金を活用する場合は、カタログ登録の有無(一般型か注文型か)とリース利用時の対象リース会社を確認する
- 複数社から相見積りを取り、リース料・サポート体制・保守内容を比較して契約する
見積り依頼時に確認すべき項目の詳しいチェックリストは「ロボットリース見積もりの取り方ガイド」、契約の流れ全体は「ロボットリース契約の流れと必要書類」で解説しています。リースとレンタルどちらが合うか迷う場合は「ロボットリースとレンタルの違い」もあわせてご覧ください。
よくある質問
PUDU Robotics公式サイトの製品ページには価格欄に金額の記載がなく、お問い合わせ(個別見積り)のみです(2026年9月16日確認)。月額◯万円という一律の相場は公式に確認できないため、本記事では断定した数値を掲載していません。
PUDU Robotics公式サイト(pudurobotics.com/jp)のBellaBot製品ページからデモ依頼・問い合わせを行うか、国内の取扱代理店・リース会社に直接見積りを依頼する方法があります。
省力化製品検索ポータルの「配膳ロボット」カテゴリを2026年9月16日に実検索したところ、登録製品はBUDDYとカチャカプロの2セット(計3件)のみで、BellaBotは登録されていません。そのため審査が簡易な「カタログ注文型」は現時点で使えず、オーダーメイド設備向けの「一般型」を検討することになります。
中小企業省力化投資補助金カタログ注文型では、2024年12月12日からファイナンス・リース取引が補助対象になっています(公式の制度更新履歴で確認)。対象リース会社との共同申請、リース料軽減計算書等の提出が条件です。単純な短期レンタルが対象になるかは公募回ごとに公募要領を確認する必要があります。
SoftBank Robotics「Servi」の公式サイトも価格欄は個別見積り対応のみで、実額は公開されていません(2026年9月16日確認)。両者とも公式に金額が出ていないため、優劣を断定することはできません。複数社から相見積りを取って比較することをおすすめします。
BellaBotの公式スペックページには最低通路幅の数値は明記されていません。参考として、同カテゴリのServi(SoftBank Robotics)は公式サイトで「走行可能な通過幅60cm以上(環境により異なる)」としています。BellaBotについては現地確認・代理店への相談で個別に確認してください。
まとめ
- BellaBotのリース月額料金は、PUDU Robotics公式サイト上には金額の記載がなく、非公表(個別見積り)
- Servi等の競合機種も同様に公式サイトは個別見積り対応のみで、金額の一律比較はできない
- 省力化投資補助金カタログの「配膳ロボット」カテゴリは2026年9月16日時点で3製品登録。BellaBotは登録されていない
- BellaBotを補助金で導入する場合は、カタログ注文型ではなく「一般型」の検討が必要
- ファイナンス・リース取引は2024年12月12日から補助対象になっている(対象リース会社との共同申請が条件)
- 通路幅・段差の具体的な許容値は公式スペックに記載がなく、現地確認が必要
正確な金額・設置条件は、公式サイトからのお問い合わせ、または複数のリース会社への相見積りで確認するのが最も確実です。
本記事の監修:齊木祐介(株式会社ASI 代表取締役)
AI・ロボティクスの導入支援やリース活用支援など複数事業を統括し、実務で得た知見をもとに本サイトの情報を監修しています(運営:株式会社ASI)。